[ドイツ製]
サラッと快適なぬくもりを。。
ビラベック ドライコーポゾーネン羊毛掛け布団(2層仕立て)
あたたかさは羽毛布団級。
いつでもサラッと、やさしいやわらかさ。なにより気持ちいい♪
胸元はスッキリ、軽さとドレープ性を重視し、足元にたっぷりのウールで冷え性の方にもうれしい構造です。
さらに2枚の布団をつなぎ合わせた2層構造はたくさんの空気を含みます。
羽毛布団の苦手な方はぜひ試してみてください。
もっとも吸湿・発散性の高いウールを詰めものに、その効果を充分活かす通気性抜群のマコ・トリコット(綿ジャージー)生地の組み合わせで、ムレ感を感じないホントに気持ちいい掛け布団です。
【詰めもの】
フランスを主にヨーロッパ産メリノウールのメインボディー部分だけを化学薬品を使用せずに大量の水と中性洗剤で洗浄、製綿したわたを詰めものに使用しています。吸湿発散性に特に優れたウールです。腰から下部分はウールを増量し足元の冷えを守ります。
【側生地】
身体に触れる面(裏生地)はエジプト綿をトリコット編みした伸縮性のある生地で、その通気性は通常の羊毛ふとん用生地の100倍以上!ウールの持つ吸湿発散性に大いに役に立ちます。
表生地は軽い綿サテン生地で保温力を保ち、オフホワイトのカラーはカバーリングのデザインをジャマしません。
【ウール肌掛け布団のお取り扱いについて】
天気の良い日に天日干ししてください
寝室のお掃除の合間やシーツのお洗濯時等に天日干しすると気持ちよく使えます。
天日干し後は布団叩きで叩くのはおやめください。叩くと中身のウール繊維が切れて生地がら出てくることがあります。
ブラシ等で表面のホコリや花粉を払うイメージで取り除いてください。
収納時は通気性のよい生地に包んで保管してください
布団圧縮袋は使用しないでください。ウールがつぶれて元の状態に100%戻ることはありません。
収納される場合にはよく干した後に通気性のよい生地に包んで、防虫剤を入れて保管してください。ビニール等の袋に入れると取り出した時のウールの臭いの原因となることがあります。
基本的にご家庭でのお洗濯はできません
ドライクリーニングまたは布団専門の丸洗いクリーニングをおすすめします。
ご自宅でお洗濯される場合にはドライ洗剤(中性洗剤)と水でのつけおき洗いが可能です。
洗濯方法はソサンスタイルまでお問い合わせください。
フランクフルトから南に約100km、シュパーゲル(ホワイトアスパラ)の産地として有名なドイツ南西部ブルッフザールにほど近い田舎町にビラベックドイツ工場があります。
ビラベック社は1921年に羽毛布団メーカーとしてドイツヴッパタール(デュッセルドルフから東へ約20km)で創業、100年を迎えるヨーロッパ有数の寝具メーカーです。ビラベックさんという人がつくった会社なのでビラベック、日本の西川さんのようなものです。
ドイツのほとんどの百貨店には同社の商品が並び、羽毛布団、羊毛を含めた獣毛布団、ポリエステル布団、枕etc.の重寝具の製造メーカーです。
ドイツ工場では獣毛(ウール・カシミヤ・キャメル)製品とポリエステル製品を中心に製造、このうちウール製品が主に日本市場で販売されています。
1948年に羊毛布団を世界ではじめて寝具の工業製品として発売し、日本においても1971年にはじめて輸入販売され始めました。当時は綿わた全盛の日本の寝具市場でしたが、このドイツの羊毛布団を日本の寝具メーカーが真似てつくり、羽毛布団の台頭とともに寝具の中心となっていきました。
現在も日本の定番として販売されているボゥルフシリーズとベッドパッドシリーズは日本伝来以来、見た目も内容もほとんど変わらないロングセラーです。
知って得するウールの秘密
繊維の表面は脂分をまとったうろこ状で、水をはじき水蒸気だけを中に取り込みます
いわゆる哺乳類の毛は人間も含めて基本的にみんな同じ構造をしています。
油脂分をまとった“うろこ状”の部分、人の髪の毛でいうならキューティクル…シャンプーのコマーシャル等で聞いたことあると思います。
ウール等では「スケール」といいますが、このスケールの力が素晴らしい!
水は弾いて水蒸気を取り込む。だから表面はサラッとしているんです。
たとえば、ウールのセーターをお洗濯すると、軽く脱水してハンガーに吊り下げたセーター表面はすでに乾いた状態、でも指でつまむとジュワっと中から水が出てくる…その感覚です。
また、登山する人はご存じだと思いますが、肌着や靴下はウール素材をよく着用します。毛製品以外では登山中にかいた汗を吸った繊維は山の気温の低下とともに冷たくなって身体が冷えてしまいます。
ウールは繊維が冷えることなく身体を守ってくれます。
繊維の中でもっとも吸湿性の高いウール(毛)素材
寝具等で使われる繊維は水分量により重量が変わるため、商取引において公定水分率が定められています。
この水分率が素材の吸湿性を表す指標となります。
ウール、カシミヤ、キャメル等の毛繊維はすべての繊維の中でもっとも水分を繊維内に保つことができます。
布団で使われる素材として羽毛(ダウン)も吸湿性の優れているといわれます。
ダウンとウールでもウールの方が吸湿性で勝ります。
ウールは標準状態で重量の15%が水分ですが飽和状態(湿度100%状態)では30%以上となります。
またアパレル(洋服)素材として最近よく耳にする木材を原料とした再生繊維、マイクロモダール(ブナの木)やリヨセル[テンセル](ユーカリの木)は吸湿性が高く、絹や麻の天然繊維と同等以上の吸湿性とされています。
まだあるウールの優れた特徴
汚れにくい
ウールの繊維の表面で水を弾くので、水滴や泥はね等の水溶性の汚れは弾いてくれます。
消臭効果がある
においを吸着することができ、消臭剤で使われることもあります。
登山等のインナー素材として最適です。
燃えにくい
火を直接点けると多少燃えますが、燃え止まる性質があります。
海外の消防服のインナーとして使われる素材です。